旧型四駆のデメリット

旧型四駆のこと

旧型四駆はクラシックなスタイルと走破性から来る安心感や信頼感が魅力です。
そんな魅力あふれる旧型四駆にもデメリットはあります。むしろ興味がない人から見ればデメリットだらけかもしれません。事前に知っておくこと、覚悟しておくことで旧型四駆ライフを快適に過ごすことができます。
ただ、わざわざ旧型四駆を好きで乗るくらいなので、デメリットをデメリットと感じないユーザーばかりだと思いますが。

故障のリスク

30年以上前の車ですので、当然、新車に比べ故障のリスクは高まります。
しかし、定期的なメンテナンス、劣化や疲労した各部は部品交換などをしていくことで長く乗ることができます。
個人的には修理をするたびにその箇所が新しくなるので、安心感が増して嬉しい気持ちになります。

専門の整備工場が見つかりづらい

一般的な車を車検、整備などを行う整備工場では見てもらえないかもしれません。とはいえ、根気よく探していけば旧い四駆を対応してくれるところは見つかるはずです。
また、整備工場によって対応できる整備内容が違うので、工場ごとに依頼を変えることも大切です。

走行時のトラブル

乗ろうとしたらエンジンかからないかもしれない、走行中にエンジン停止してしまうかもしれない、スピードは出ない、坂道登らない。
しかし、これらもあらかじめ起こる可能性を想定しておけばトラブルは軽減できます。

エンジンがかからない

旧型車あるあるかもしれません。様々な原因でエンジン始動しないことがあります。これまでの経験でその場で対処することができるのであれば調整すれば良いです。このような時のためにロードサービスを充実させておくことも大事です。
また、可能であれば別で車を所有している方が安心です。

走行中エンジン停止してしまうかもしれない

これも無くはないことだと想定しておくことが大事です。常に左車線走行を意識してトラブルがあってもすぐに停車できるように心がけておけば大丈夫です。

スピード出ない・坂道登らない

車種にもよりますが、スピードは遅いし、坂道は登らないです。大らかな運転で後ろから車が来た時は譲るようにしていけば問題ありません。

燃費が悪い(ものが多い)

そもそも「旧型四駆に乗って燃費を気にしてはいけない」という意見もありますが、維持してく上では大事な要素となります。
旧いエンジン、大排気量、車重が重いため燃費が悪いものが多いです。特にランドクルーザーなどの大型四駆のガソリン車は3〜5km/ℓと聞きます。
しかし、旧型ジムニーやディーゼル車は10km/ℓくらいです。これでも最近の車に比べたら燃費が悪いのですが、個人的には思ったより燃費は良い気がします。

エンジン音が大きい(特にディーゼル)

これはエンジンの特性上仕方がないことです。高速走行中は会話ができないこともあります。住宅街に住んでいる方は早朝や夜間の外出を気をつけていきましょう。

修理・交換パーツが出なくなる可能性

こればかりは旧型車の宿命です。デメリットの中でこれが一番の問題かもしれません。

重要部品は事前に想定してストックしておくことも大事です。また同じメーカ内の他車種でも部品流用できることもあるのでそういった情報も知っておく必要もあります。あとは最終的にはワンオフで作る覚悟で付き合うことも必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。個人的には意外にデメリットは少なく感じました。冒頭にも書いた通り、デメリットをデメリットと思っていない。というのもあると思います。

想定されるトラブルに関しては事前に想定し、予防整備や走行時に注意するなど対処していけば大きな問題にはならないです。

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